自分はダメな父親だと思う時。対処法と考え方。|パパ|育児と仕事そして家事|美容室経営者 濱浩太朗

  • 2024年4月15日
  • 2024年4月18日
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子供が言う事を聞かない。何度言っても同じ事をする。家を出る時間が迫っている焦りと共に、怒ってはいけないと思いながらも、自分をコントロールできずついつい怒鳴ってしまう。またやってしまったともいながら、自分をコントロールできない不甲斐なさと感情の振れ幅が大きすぎてものすごく疲れた状態で自転車に乗り込み子どもの保育園に向かう。

全国のパパさんママさん。こんな事。ありますよね。大人と言えども親も完璧ではありません。こんな状況でどう戦っていくべきなのか。私なりの子育ての向き合い方、考え方を紹介したいと思います。

子供はいう事をきかないものだ

子供には反抗期というものがあります。1歳半〜3歳頃に第一次反抗期がやってくるそうです。この頃は自己主張が原因で、言う事を聞かない自分の意思の表れでもあり、必要な成長過程です。

また、3歳から4歳の年齢になってくると、言葉という飛び道具を手に入れます。「嫌!」「父ちゃん嫌い」「母ちゃんにしてもらいたい!」私も例外なく言葉の拳で日々殴られている状況です。存在意義を見失っているパパさんも多いのではないでしょうか?

もっと大きくなり、中学生になれば本格的な反抗期も始まり、もっとひどい言葉を向けられる事になるでしょう。自分もそうだったので覚悟しなくてはなりません。

長男の行動は、私の母(祖母)いわく、私自身の3〜4歳の頃にものすごく似ているそうです。思い返してみれば、同じ事を言った記憶が微かに残っています。笑。

イライラが募っている時に、妻に言われた一言で考えた事でイライラを抑える一つの方法を手に入れました。

妻「昔同じ事した?(今目の前にある惨劇的状況)

私「やってた気がする」

妻「なんでやったん?」

私「…」

私「特に理由はないかな。ただそれがやりたかっただけ」

この記事を書きながら、なぜこの時イライラが治ったのかを考えてみたのですが。一つは、なぜやったのか。自分の事に置き換えて考える事によって、少し理解の気持ちが湧いたから。

と言う理由もあるかもしれませんが、おそらく、考える事によって「間をとれた」からではないかと。

瞬発的に感情が高ぶった時に言葉を発すると、とんでもない言葉を物凄い熱量で発してしまいます。対大人と一緒ですよね。一旦時間を置いて落ち着いてみると。割と冷静になると。

やはり感情より、理性が勝っている状態で子供とも向き合いたいですよね。頭でわかっていても難しいですが。

怒りすぎると良くないのか?

やはり怒られすぎると子供の成長にはいい影響を与えません、脳が萎縮したり、肥大したり一部が欠損したりする。そんな研究もあるそうです。会話のキャッチボールができなくなったり、自己主張できなくなったりもすると。最近、子育てについて、なんとなく把握していることも調べてみる事にしました。

仕事での対人関係でも同じ事が言えるのですが、自分の感覚にない事であっても知識を入れ、頭で理解できる事は多々あります。

あるお客様に教えて頂いた事でコミュニケーションを学ぶきっかけになった事があのでそちらを例として紹介します。

お客様が旦那様と一緒にご来店されていた時のことです。

お客様「あんたな。(旦那様に)私が家で上司の愚痴言ってる時あるやんか〜」

旦那様「お〜」

お客様「アドバイスなんかいらんねん」

旦那様「どう言う事?」

お客様「意見もなんもいらんから、うんうん。て聞いとけばええねん」

お客様「はまちゃんわかる?女の人はただ聞いてくれたらええ。って時があんねん。いちいち口突っ込んだらあかんで?よけいムカつくねん」

私「承知しました」

こんな感じでお客様から女性の気持ちを教えていただく事があり、完全に男性の脳みそで構成されている私は、それまで相談されれば、何かアドバイスや意見を言わないといけない。と思っていたのですが、今は聞いて欲しいのか、意見が欲しいのかどちらの状況か?と考えるようになりましたし、そこから女性脳と男性脳の違いを勉強するきっかけになりました。

案外、知ればすぐ実行出来る事もあります。今は本を買わなくてもインターネットにたくさん情報があります。子育てに関しての悩み事は多くの事が共通していますので、考え方や改善策もたくさん出ています。自分をコントロール出来るかどうかは置いておいて、まず知ってみる事、情報を持っておく事は仕事だけでなく、育児や家事についても重要だなあと感じます。

大人だって大変だ

先ほどお伝えしたように、情報に触れる事は大切です。しかし一つの副作用として知れば知るほどやってはいけない事をやってしまっている自分を知る事になります。

なんて事をしてしまっているんだ。最悪な親だ。と。

しかしです。親も人間です。未完成です。仕方ありません。

一つずつ勉強して、少しずつ親になっていけばいいんじゃないかと思います。

思い返してみれば、母はヒトラーのような人で私たち兄弟にはキレ散らかしていました。父親は毎日のように飲みに行き家にはいない時期もありました。決して完璧な親だったかというとそうではなかったと思う。そんな中で育ったわけですが、今現実として私は感謝しているし、良い両親の元に生まれたと感じています。

人は環境に左右されると言う研究結果はたくさん出ていますので、親によってどんな人間なるかある程度決まってくる所はあるでしょう。しかし、全ては自分が決断して、自分で選択しているのだ。と言う理論の学問もあります。

同じ環境で育ったからといって全ての人が同じような思考や性格に育つわけではなく、結局は自分がそう選んできたのだと。

全て親のせいではありません。子育てについてめちゃくちゃ勉強して、完璧な育てをしたからと言って素晴らしい人間に育つわけではない。逆に大変な環境下でも反面教師として素晴らしい人間に育つ人もいる。

時には、子供たちを信じて、全て親のせいで決まると言うプレッシャーから自分を解放して上げる時間があっても良いのではないかと思います。

子育ては子供を育てているのでなく自分を育ててくれるもの

子どもを見ていて、自分が育ててやったと言う感覚は全く湧いてきません。どちらかというと学ばせて頂いて自分を育てて頂いている感覚の方が強い気がします。

もう一つ、10年近く撮影でお世話になっているモデルさんが言ってくれた一言でそうだなと思った事があるので共有します。

そのかたも、ママモデルさんで一児の男の子のお母さんです。

「毎日イラってする事あるけど、これが最後かも。て思ったら可愛く思える時もある」

究極の一言だと感じました。

今長男は4歳になりました。3歳くらいまで、道の途中で座り込んで、「迎えにきて」と動かなる事が毎日のようにありました。当時はその度にイライラしていましたが、やらなくなってしまったら少し寂しさも感じます。

今やっていること。普段イライラさせてくれる行動もいつまでもやってくれる事ではありません。いつかお願いしてもやってくれなくなる。もしかしたら今日が最後かも知れない。そう考えると、しっかり見ておかないとという気にもなりますし、少し感情のコントロールができるようになるかも知れません。

こんな感じで色んな方に教えていただき、子供からも直接色々教わり、できる事や考え方の幅が増えていく。育てられているのはどっちなんでしょうね。笑

まとめ

やってしまったと自分を責めてしまう瞬間もあると思います。ごもっともな情報を見て自己嫌悪に陥る瞬間もあります。でも全て含めてこれで良いんじゃないか。と思うのも悪くないのではないでしょうか?必要以上に自分を責めなくてもいいと。

やってしまった。反省して学んで次に生かす。仕事も育児も人生も全て一緒です。色んな親がいて色んな家族がいる。育て方もそれそれで何が正解かは子が育ってからじゃないと分かりません。周りに協力してもらいながらストレスと闘いつつ、いつか振り返ると良い思い出となる。そう信じて奮闘するしかありません。

今この記事を書いているのは朝5時。この後息子が起きてきます。今日こそは感情をぶつけず、最後かも知れないという気持ちで大人の対応をしたい。と思っている所です。毎日そう思って上手くいかないんですけどね。笑。

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